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2010.02.19 (Fri)

上海から見るレディ・ガガ

音楽業界の大御所がこんなことを言っていた。
「外見もよくて曲も作れて踊れて詞も書ける。普通はこんな人はいない。だから以前は、作曲する人、作詞をする人、歌い手などがそれぞれ集まって各々の作業をしてそれがひとつの作品になった。だから、音楽として作品の価値が高く、時代を超えて覚えられるものが多かった。でも、今は違う。一人でなんでもやってしまう人たちが多くなった。だから売れはするけれど、あまり記憶に残らないものが多いのではないか。」

たしかになぁ、そういう要素もあるんだと思う。絶えず新しいものが出てくる一方で、古いものが取り入れられ、新旧ミックスから生まれる作品も多い。しかし時代も変わってきている。音楽業界で成功するためには私の知らない苦労があるのだろう。私も以前、音大に入ろうとした瞬間があったが、音楽担当教師の「無理だから」という一言に儚い夢を砕かれた思い出がある。でも、成功というのは、どんな言葉にもめげず、自分を信じて進む者だけが得ることのできるステージだということを今は知っている。

なぜ音楽の話かというと、私はレディ・ガガが好きで、今は彼女の「Poker Face」を聴きながらブログを書いている。この曲は世界中でヒットしたから、日本でも有名だろう。曲だけ聴いてもかっこいいが、PVはさらにかっこいい。彼女独特の奇抜なファッションと激しくもクールなダンス。

レディ・ガガ「Poker Face」より
レディ・ガガ
















まず、レディ・ガガという名前がとてもいいと思う。彼女にとても合っている。この名前は本名ではないが、彼女と組んでいた人が、彼女の歌をフレディ・マーキュリーのものと比較し、フレディの曲から「ガガ」という部分を彼女に与えたということらしい。気のせいか、私の中イメージではマドンナとサルバドーレ・ダリを融合させたようなセンセーショナルな響きに聞こえる。

レディ・ガガの出身はマドンナのようなつらい過去と多くの下積み時代を経験しているわけでもない。両親はイタリア系の裕福な家庭で、彼女は4歳の頃すでに楽譜なしでピアノを演奏できるようになっている。また、あのヒルトン姉妹も通った学校を出ているし、世界で20人しか入れないアートスクールにも入学を果たしている。19歳のころから自分の力で生活するようになり、なぜかストリップクラブでダンサーとしてパフォーマンスをしている。

彼女のパフォーマンスは、現在のものとだいたい同系列のようで、ドラッグクィーンを率いてのパフォーマンスも多かったようだ。自分で学び紡ぎ出した演出を披露するであったのだろうと思う。彼女は自分で作詞作曲ができるうえ、彼女自身が言う「何よりも大事」なファッションも、自分で考案しているそうだ。それに、クラブでパフォーマンスをしていただけに、ダンサーとしての基礎というか感覚も持ち合わせているのだろうと思う。PVを見ると、踊らされているのではないということが感覚的にわかる。

つまり、自分がやっていることに関し、だいたいにおいて、自分で創造実践していく力を持っている人だということがわかる。これはとても素晴らしいことだ。私も自分のビジネスをしているが、ひとつやりたいことがある場合、そのひとつを実現していくために色々な壁にぶつかる。それは、自分の持っている技術はもちろん限られているわけで、お金を払ってその技術を持っている人に頼むことは簡単だが、そうそうお金もかけていられない。だから、ある程度は自分で新しいものを勉強しながら進んでいく必要がある。

おそらく、レディ・ガガの場合、ある程度の時期に達したとき、そういうことを知ったのだろうと思う。これって、こうして書いてみると簡単なことのように思えるかもしれないけれど、実際のところそんな簡単じゃない。もし簡単ならば、みんながみんなレディ・ガガのようになりたい自分になっているだろう。そういう点で、自分の世界をどんどん進む彼女を、私はとても素晴らしいと思う。

彼女はゲイコミュニティにとても敬意を払っている。彼女が同性愛者かどうかということはどうでもいいが、彼女自身、「私がこんなにも早く成功できたのは早くから私を応援してくれているゲイコミュニティのおかげでもあります。」と言っている。もちろん、応援してくれているから彼女も同性愛を認めているということじゃなく、どういう経緯かは知らないが、同性愛についての彼女の理解には、深い愛があるようだ。

それで、PVを見ていて思い出したんだけど、PVの中で彼女は片手の親指と人差し指で「○」を作り、それを自分の目に当てるパフォーマンスをおこなっている。これは、私が日本のクラブによく出入りしていた頃によく見た、Venus Fly Trappという日本人アーティストのパフォーマンスとほぼ同じなのだ。ここで共通するのが、彼女はドラッグクィーンだから、同性愛コミュニティを支持しているだろうということ。

しかし、そのパフォーマンスはそんなに凝ったものではないし、誰でも思いつきそうな感じ。でも、ひょんなところでつながった彼女たちのパフォーマンスに対し、同性愛コミュニティでよく知られたパフォーマンスなのか、なんなのかという素朴な疑問が私の中にフッと湧いた。Venus Fly Trappさんとは2回ほど話したことがあって、自分で「あたしドラッグクィーンなの」と言っていた。その存在感は抜群で、主に新宿CODEでよく見かけたが、最後に見たのは台場のほうのCUBE326というクラブのオープニングパーティに招待されたときだった。

いやぁ。あの頃のトランス全盛期が懐かしい。上海のクラブで、クールでアッパーなトランスを流すクラブを私は知らない。誰か知ってたら教えてください…。この前、私の中の最後の砦であろう、上海のDragongClubに行ったら、選曲はまあまあだったけど、メリハリない感じで想像と違った。まあこれはそのときのDJによる問題が大きいのだろうけど。
21:38  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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