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2009.10.22 (Thu)

上海の賃貸

引越しを検討している。
今回引越すと3度目となる。2年経たないうちに3回とはちと多い。東京で一人暮らししていたころは4年ほど同じマンションに住んでいたし、東京で無闇に引越しすると、引越しにかかる費用だってもったいない。

上海市内のような範囲で引越しするときは、料金メーター付きの小型トラックを呼ぶのが安く上がる方法だ。日系引越し会社もいくつかあるが、そんなところに頼むとかなり高くつく。通常、上海の賃貸物件は家具・家電付きなので、家族で引越しだとしてもそんなにデカいトラックは必要ないだろう。私の場合、前回の引越しでは60元(約960円)ほどで済んだ。

日本人にとってはよく知られたことだが、日本では礼金というものが存在する。礼金とは大家(房东)に支払うお金のことであり、一般的に家賃の1~2ヶ月分だ。しかしこの礼金も地域により次第に疑問視され始めてきている。そもそも家賃で利益が発生するのに、なぜ入居時にお礼のお金を大家に支払う必要があるのか、とういうことだろう。

また、敷金(中国の押金に近い)だが、日本では中国とは違い、敷金は退去時にだいたい返却される。上海ではこれが手付金のような形で通常3ヶ月分の家賃を先に支払うが、日本の敷金ようなデポジットタイプの預け金とは異なる。一応、契約書には退去時などの細かい規定が書かれているが、中国人は基本的に日本人よりも部屋を汚く使う傾向があるので、退去時に大量のゴミを置き去りにするなどしても、大家から文句は言われるがお金の請求まではいかないようだ。

写真/このおじさんのハウスは賃貸物件ではない。
上海おじさん上海の場合は「先払い家賃3ヶ月+仲介費用」とシンプルだが、日本は「敷金2ヶ月+礼金1ヶ月+当月端数家賃+翌月家賃+仲介費用」とややこしい。家賃は月別計算が多いので、月途中入居時の端数もわざわざ計算して加算する。また、退去時の部屋クリーニング代などと称し、敷金のほとんどを返さないという大家も多く、多数の人たちがカモになっているのが現状だ。

私の場合は、それには疑問を持ち、自分で色々調べたところ、やはり敷金はよほどのことでなければ100%返却される必要があると知った。つまり簡単に言えば、よく言われる原状回復というのは入居者の通常使用による自然磨耗や、経年劣化による現象は対象にならない。これらが発生していたとしても修繕などは大家が負担する。

また、次の入居者獲得のためのクリーニングをするならば、それは大家の利益のためなのだからクリーニング代は入居者に請求できない。まあ少し考えれb当然の道理なのだけど、何かと理由をつけられ「どこもこうなんです」と、さも常識かのように言われるとしぶしぶ払ってしまう人が多いだろう。しかし、日本なら退去時に物を残さず簡単に清掃さえすれば、通常は敷金の100%を取り返せるわけだ。

現時点ではどうか知らないが、数年前での東京都から出された賃貸契約に関するガイドラインでは、これに関することが明記されている。これを監督しているのは国土交通省であり国だ。つまり、この知識があれば大家もしくは不動産屋がいくら言いくるめようとしてきても勝てる。私も上海に来る直前の退去時に、敷金全額を取り返した。その退去時に不動産屋が来て、案の定、私に敷金返却は難しいかもというようなニュアンスで切り出したため、すかさず上記の内容を喋ると、不動産屋は嘘を見抜かれた子供のような表情で黙ってしまった。

しかし上海ではここまで知識対抗しなくても十分交渉可能だ。そもそも不動産業者でさえそんなに細かい法律の知識がないことが多い。とにかく契約できればいいのだ。賃貸業界に限らず、ありとあらゆる業種に従事する中国人たちは、「自分の中の固定観念や自分の主観だけで判断したこと」を発言しそれを客に説明する場合があまりにも多い。それが間違いであれば自分に責任があるはずなのだが、そもそも責任の概念が希薄なのが原因のひとつなのだろう。

それは言い換えれば「責任転嫁文化」とも言えるかも知れない。彼ら中国人も同じ人間だから、自分が十分な知識もないのにも関わらず、決め付けるようにして喋っていることくらいは気づいているだろう。だが、なぜそれができるのか。日本人にはそれができない。基本的に日本人は決め付けるのは苦手だ。決め付けるという行為はレッテル張ることであり、明らかに真実が見えていない感覚がある。

例え自分がそれでいいんじゃないかとか、そうかもしれないと思ったとしても、それは自分の主観であり相手が同感するかはわからないし、事実としてそれが正しいのかはさらに不明だ。ビジネスとしての場合は、正しい情報を客に伝えてその輪郭をはっきりさせることが一般的な良いサービスであり、恐らく世界共通に歓迎される誠意だと思う。だからこそ、そういうことに長けている日本人のサービスはあらゆる分野で外国企業の顧客を奪うことになっている。

だが、中国人は中国人なりにいいサービスというか、…色々してくれる。
例えば、家賃の値引きを辛抱強く大家に交渉してくれたり、バイクで物件まで乗っけてくれたり(危ないのであまり乗りたくないけど)、夜遅くまで案内してくれたりと親切だ。まあ、こういう親切も契約までという傾向もあるわけだけど、それは日本でも同じことだし、上海だって契約後も親切な不動産屋もあるわけだ。


次回に続く・・・
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