2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2008.08.25 (Mon)

日本の古本

日本帰国中にブックオフへ行ってきました。中国人の方に説明すると、ブックオフとは日本で最大の古本のお店なんです。その特徴は清潔・統一価格・古本の買い取りもある、ということです。でも、今やたいていの古本屋では、系列店の古本価格の統一は普通ですし、古本の状態も綺麗に保たれています。

日本では昔から古本という、他人が読み終わった本をお店が買い取り、再度古本として販売するお店が多くありました。でも、そのほとんどのお店は、小さくて汚く暗いというイメージは決していいものではなかったのです。それを覆したのがブックオフです。古本を1冊1冊綺麗に拭いて側面は研磨します。これでほとんどの古本は新品と大差なくなります。店内を明るく清潔にして、立ち読みを自由としました。しかし、立ち読みを自由にするだけではいけないのです。立ち読みをしてもらうべく、できるだけ立ち読みしやすく、その立ち読み客が外からも見えるようにする工夫もしました。

ブックオフの戦略は店舗運営において、特別なことではなかったのですが、古本業界にとっては革新的な運営方法だったのです。当時の古本業界というのは、それだけ保守的で進取性のないところだったんですね。いつの時代も変化しないものは置いて行かれる運命にあります。同じことをやるにしても、やり方や場所を考えてみるだけで、まったく違った結果が出るということは頭でわかっていても実際に行動には移す人が少ないということはビジネスでも言えます。

そんな業界のうんちくはいいとして、私はブックオフが好きです。本を探す時に探しやすいし、安く綺麗な本が買えます。新品の時1,500円でも人気があった本でもブックオフでは100円。しかも在庫が多く、出版時に流通量の多い本ならかなりの確率で買うことができます。本を買うときは、お目当て本が新刊本ではないとき、ブックオフで色々探しながら買うようにしていますが、「こういう本が読みたい」と漠然とした目的を持って本探しをしているときの楽しいことといったらありません。だいたい1冊100円の中で探しますから、10冊20冊くらい買っていくことが多いです。新品の本だったら2,000円(約140元)あってもせいぜい2冊か、少し高い本なら1冊だけしか買えないですからねぇ。

本が好きで色々読みますけど、以前はマンガを1万冊ほど持っていて、古本屋を経営しようかなとも考えていたときもあったくらいです。だから90年代までのマンガにはけっこう詳しくなりました。好きなマンガ家は、白土三平・手塚治虫・藤子F不二o雄・山岸涼子・楳図かずお・伊藤潤二といったところ。作品でいうと、白土三平の「カムイ伝」が一番好きです。食べ物でも美術でもそうですけど、マンガもいい作品を読むと感性も磨かれる。「カムイ伝」はそういう意味でも絶対にオススメの大傑作です。

マンガもとてもいいものですが、やはり活字の本がおもしろいですね。小説、啓蒙書の類が好きでよく読んでいます。本というのは本当におもしろいですね。本があるおかげで人間の歴史が脈々とつながっているのだとも思います。現代はインターネットの発達により、本の重要性に目が向けられなくなっている傾向があります。でも、本を手にとって、印刷してある文字をページをめくりながら読んでいく楽しさは失われないでしょう。

本をほとんど読まないという人を多く見かけます。本を読まない人というのは、他のことにもあまり熱心に興味を示さない人が多いですね。それは相互に関係しているからでしょう。例えば、スキーが好きで、もっと上手になりたいと思う人なら、ハウツー本やスキーで偉業を達した人の本を読みたいという興味も湧いてくるでしょう。でも、スキーやスノボは好きだけど年に2,3回やるだけだし、そこまで上手くなりたいと思わないという、よくある「趣味 スノボ」のような人は、関連本を読んだりすることはあまりないと思います。

そういう、気軽な趣味の楽しみ方は大いにあっていいと思います。でも、基本的に本を読まない人はスノボだけではなく、他のことに関しても本を読んだりすることは少ないし、趣味もごくごく一般的なものを追従してやっているような場合が多く見受けられます。やはり、自ら進んで自分の興味のあるものを探すような姿勢がなければ、何事においてもその他大勢と変わりのない行動になってしまうことは必然です。

本を読むということは、そういう自分の狭い空間を広大な世界へと解放してくれる鍵を得るチャンスだと思います。自分の知らないことというのは世界にたくさんあり、自分という人間はこんなにも小さい存在なのかと、教えてくれるのもまた本であり、知らないことを新しく知ることができるのも本です。TVなどの媒体でも知識を得ることができはしますが、ひとつのまとまった内容を新しい知識として、自分の脳を使い読み砕いて行く読解力や思考力、想像力を養うには本なくしてありえません。

本をあまり読まない人と話すと、だいたいすぐにわかります。口数が多くても内容が薄く、各方面の知識も少ないので、話題が続かないことが多い。話題をふっても相槌ばかりで、ごく身近なことでなければ自分の考えを返してくるということはあまりしません。例え本が無くても、人間は大自然の中で自然の営みから色々なことを勉強できると思います。でも、そういう自然の中から宇宙とは、人生とは、というところまで思考が及ぶ人というのは、もともと本も読む人でしょう。結局、本をあまり読まないという人は好奇心や探究心が低いわけです。本を読めば素晴らしい人間になるというわけではありませんが、本は人生の大きな羅針盤だと思います。自分の行きたい方向、生きたい道を探していくための羅針盤を作るには本がとても重要なのです。


ブックオフは在庫量豊富。
ブックオフ

DVDやCDも売られています。中国にもまともな古本屋ができるといいですね。
ブックオフ通路
00:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://pongpoko.blog48.fc2.com/tb.php/141-1295df91

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。