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2009.07.12 (Sun)

経営する者の語り

上海で会社を経営する中国人と会食をしてきた。
私と同じで、彼もまだ上海で事業をスタートさせてから日が浅い。でも、彼の起業精神とか、経営者としての考えにずいぶんと共感できるものがあった。やはり同じ経営をする者同士、刺激のある話ができて楽しかった。

年齢も近いということもあって、よく話が弾んだ。ビジネスへの想いや仕事の価値観、将来への希望など、前向きで力強いコミュニケーションだった。普段の会話よりも1歩も2歩も踏み込んで、現在のビジネスの進捗について様々な意見を交わした。

自分で考え、自分で作り出し進めてゆくことを選択した人間というのは違う。まず気概が違う。もちろんやる気は高いし、志が高い。そこにはサラリーマン的発想は一切ないし、喜び、希望、成長という前向きなキーワードを多く感じ取れたのがうれしい。

ビジネスをしていると、誰かのお世話になってチャンスが広がることもあるだろうが、それよりも一番大事なことは、自分が魅力ある人間になることだと思う。いくらそこそこ成功しているように見えることをしていても、つまらない人間とはチームを組みたくないし興味がない。そういうふうになりたくないと思う。

熱い想いをもって仕事をする、従業員より早く出勤する、可能性のあることはなんでもやってみる、もっといい仕事のやり方を常に考え改善する。そしてこれらを実践する。これは成功する人が誰もがしていること。逆に成功しない人はこれが欠けているし、私もそんな人を見てきた。ここでも中国人経営者の彼とも話が合った。そこは合わなきゃ困るが(笑)。

私自身の話もよく聞いてもらったが、やはり「会社を成長させるため」という基本姿勢は同じで、私の今までの経験にも共感してくれた。以前の会社で私は改革を進めていたが、私の力不足で、従業員たちに「みんなが会社に出勤するということは、会社全体の売上を上げるため」という従業員の本分を本当に理解させるまではできなかった。

従業員同士が仲良くなるのはいいことだが、仲良しで仕事をするために出勤することは違う。会社の売上を上げるために出勤するのであって、一時期、個人の売上だけ上げて一喜一憂しても意味がない。しかし、本当に改善しがいのある環境が私を研磨してくれたし、部下たちのように日系企業に勤めた経験のない中国人と、勤務経験のある中国人の大きな違いも勉強できた。2人でこんな話をウンウンとそれも勉強だねと、笑いと進取の精神の大切さを噛みしめながら話し合った。

こういうことを経験できたのは私にとって大きな収穫だった。彼らは理屈じゃ動かないし、中長期で物事を考えない。「会社のこと考え、私はこう思うからこうしたほうがいい」ではなく、「私はこう思うからこうしたほうがいい」という、従業員だがその思考には、利益貢献すべき従業員としての思考が含まれない自分中心の判断から出ない。

よく考え、全体のために実行することが大事だということは、中国人であろうともビジネスで成果をあげていくためには欠かせない。今の中国では、日本のビジネスやサービスを学んだ優れた中国人が成功している例も多い。いつまでも中国人だから個人プレーの自己中心でいいんだ、では道理がないし、それじゃ当人も進歩がないからつまらないだろう。中国人にはある程度それなりのやり方や考えがあってもいいと思うが、そういう中国人然とした従来の考え方の中国人は実際に遅れているし、前出の中国人とはレベルがぜんぜん違うことを生で知ることができた。

上海に来た当初は、日本人をも納得させることができる考え方ができる中国人がけっこういるとは思わなかった。戦略的に物事を考えられ、仕事観も高いものがあり、やる気も十分。そんな中国人は日系企業を筆頭に、海外でビジネスを学んだ経験がある場合が多い。仕事は「がんばろう」だけでは進んでいかない。がんばってみてたまたま良い成果が出たとしても、偶然に近いものがあり、全体で結果を継続に出してゆくためには、みんなが一生懸命に目の前のことだけこなしても、自転車操業と大して変わらない。

進む時はいつだってそうだろう。目の前の狭い視野だけで歩いていては目標の場所にたどり着けない。森に迷い込んだら太陽の位置も確認しなきゃいけない。海に出たら航海図を見て大きく把握する必要がある。少し考えればわかることだが、今までやってきたことを変えていくには、まず考えを方を変える必要がある。これには時間がかかるし、人間そうそう変るもんじゃない。

今回、中国人の彼とたくさんの話をし、久し振りに脳が喜ぶような縦横無尽な話を楽しめた。脳の回転数を上げながら喋る機会っていうのはたまに必要なのだろう。彼との会話では、自分でビジネスをする立場として理解できることが多かった。自分でビジネスをすることの大変さ、楽しさ、そして何より「自分で創り出してゆく」という経験が自分の大きな成長につながるということ。上海に感謝しながら、これからも楽しんで一生懸命やっていこう。
07:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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