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2009.06.29 (Mon)

上海おじじ

買い物でスーパーへ行ってきた。
よくあることだが、その日も会計をするときに上海おじじが割り込みをかけてきた。そんなことでめげない私は、「ちょっと待てよ」とおじじに言った。おじじは何やら聞き取りにくい上海語で反撃をしてきた。またまたこちらは「いいから待て」と。

予想通り一歩も引かぬどころか、おじじは自分の買い物をどんどん前に押していく。私の前にいる会計中の人の商品よりも前に出す始末。こりゃダメだわと諦めたというか、最初からあきらめ半分だったから別にいいのだけど、そのとき私はおじじの歴史を考えてみた。

このおじじはきっとロクな教育も受けていないだろうし、今の新しい上海人とは物の考え方が違いすぎる。マナーのマの字も知らないだろうし、今までこうやって生きてきたはずだ。それが悪いことだということではなく、やはりそれが彼なのだろうと。その歴史に対し、今ここでの私の「待て」は、彼の良心すら傷めることができないくらいにまったく意味をなさないのだろうと、ある意味で中国教育の歴史の一片を感じた。

人には色々な理由がある。まず中国は人口が多すぎるから、特に以前は都市部や外地でも裕福な家の人たちは大学へ進学しただろうが、とにかくすぐにお金を稼ぐために進学しなかった人は多い。高校もしかりか。だから、大学がたくさんあっても大学まで行けず、知的な教育も受けず、そういう文化的な機会に触れながら生きる機会が少なかったのかもしれない。

5年前、10年前に比べ上海のマナーは格段によくなったとはいえ、言ってみれば日本の中学生でもできているレベルのことができていないのが普通だ。こう言うと決まって中国人は「ここは中国です」とか「文化の違いだから」と言う。もちろんそういうこともあるわけだが、ことさらマナーに関してはそれは適用できないと思う。なぜなら言い訳にしか聞こえないからだ。

もし適用するのであれば、それは自国を「マナーに関して他国水準にはできない国民レベル」と認めていることになってしまう。上海はもはや世界の中心と言っても過言ではなくなってきているし、アメリカNo1の時代がゆっくりと確実に終わり迎えている今、次のリーダーは中国なのだ。

そういう国が、例えば多くの他国と同じかそれよりも低いマナー水準だということを、いつまで世界に知らしめるつもりなのだろうか。日本では、というか世界でも中国人というのははっきり言って好かれていない。その一番の原因は中華思想のごとく、そのあまりに自己中心的な言動で周囲を翻弄するためだろう。夢を与えてくれるあのディズニーランドでさえ、中国人の自己中心の犠牲になってしまった。

「気をつけよう」と思うことは人間なら誰でもできることだ。こう言うと中国人から、ここは中国だから気をつける必要がないのです、と言われるかもしれない。ならば、割り込みやタックル、痰吐きは気分を害し、他人に迷惑をかける行為ではないのだろうか。中国人も迷惑だろう。だからこそ「ここは中国です」という、まるで中国国民はこれでいいと思っているかのような言葉は矛盾しているわけで言い訳に聞こえてしまう。

ただ、国をあげてマナー向上運動をしているし、特に上海などのインテリ国民層は意識し始めている。それはまだまだのレベルなのだが、少しずつ改善していけばいい。なにせ国民が多すぎるから、という点はまあそうだねと思うが、日本人が13億人いたとしてもこうはならないだろうと思う。それを言ったら元も子もないから中国人には言わないが、こればっかりは決定的な国民性だろう。だからと言って日本人が完璧だということではないのだが。

その証拠が台湾だ。台湾は日本に統治されていた時代が長かったおかげで(こう書くとかなり恩着せがましいが)、あそこまで発展したと断言できる。台湾国民もそれは感じているだろうし、だからこそ台湾に移り住んだ中国人と本土の大陸中国人とは国民性がかなり違う。それは台湾での日本教育と、日本の経済の進め方の賜物だろうという。世界で一番の親日国家というのもうなずける。まだ独立国家でなはいが。

私は上海も中国人も好きだ。でも、こうして批判めいたことも書く。それはやっぱり中国がもっと良くなってほしいと思うからだ。ただ、あんまりマナーがよくなってしまうと、それはそれでつまらないかも。そのへんの雑なところも中国であり、またいいところでもある。これこそ私の主張が矛盾してるか…。はは。まあ、I love Shanghaiってことで。
20:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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