2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.05.23 (Sat)

上海になぜ来たんですか?

「上海になぜ来たんですか?」

こう聞かれることが多い。もちろん、こちらから聞くときもけっこうあるわけだが、初めて会う人と話すときは、上海に来た理由を聞くことが相手を知るためのひとつの大きな要素になる場合が多い。だが、上海生活が長くなるにつれ、ここにいる少なくない日本人たちは、上海に来た理由が必ずしも前向きな理由ばかりじゃないっていうことがわかってきた。

私は約1年4か月前に上海に来たが、そのころはやはり今より新鮮な感覚を覚えた。街のすべてが活気づいていて、すごい発展ぶりとその足元にある、生の生活丸出しの上海にも大いに興味を覚えた。そんな上海にでっかい希望を持って上海に来た人間の一人だ。

だから、会う人会う人に「なんで上海に来たんですか?」とよく聞いていた。今でも聞くときがあるが、前はほぼ全員に聞いていただろう。それは、相手が上海に来た理由に興味があったからだ。どんな素晴らしい理由で上海に来たのだろうと。そして、その理由をもってして、どのように上海で頑張ろうとしているのだろうと。周囲の人たちがみんな積極的に見えもしたときがあった。

私の中では上海行きというのは、輝かんばかりの希望の道であるし、事実、今でもそうだ。まるで昔のアメリカへ、アメリカンドリームを夢見て飛び込んだパイオニアたちのように。まあ、そう言うとカッコつけてる感じもするが、希望を持って飛び込んだことには変わりはない。

上海に来た理由を問うときに相手が言わなかったり、誤魔化す人がたまにいる。なるべくその話はしたくなさそうならば、私もすぐにほかの話を振るが、そういう根本的な部分でコミュニケーションできないと残念な気持ちにはなる。だからと言って、相手が悪い人ということではないが、そもそもの理由が人に言えないようで、どうして上海で頑張ることができようかとも思う。

上海は日本と近い。成田からだと飛行機で2時間くらいだ。昼に東京の自宅を出て、夜7時に上海の居酒屋でゆっくりなんてことだって余裕でできるくらい近い。日本にいても人間色々。だが、外国となると、同じ国の人でも色々な事情を抱えている場合が多いような気がする。

社命で仕方なく上海へ来たはいいが、いつまで経っても中国への文句が多い人。単に日本にいたくなく、上海が近いから来た人。仕事の忙しさを理由に、いつまでたっても中国語を上達させようとしない人。生活費が安いから住みやすいというだけの人。夜の遊びにはまってばかりの人。・・・などなど、上海で前向きに人生を送ろうとしているとは言い難い人たちは意外に多い。

基本的に、上海に来たときの理由はどうでもいいかもしれない。どこの国へ行ってもそうだろう。基本的に私はそう思う。そう、今を前向きに生きようとしているならばだ。だが、「上海に来た理由」という、私にとってはその質問自体が素晴らしい問いかけだった以前と現在では、私は少し違う私認識を持ってしまっている。

そして、上海にいる日本人の中には、中国で働いている同じ日本人へ批難めいたことを言う人もいるようだ。私の友人も言われたらしいが、営業先にて「なんでわざわざ上海で働いてるの?上海で営業やられても迷惑なんだけど」と。おわかりだろうか?「わざわざ」という表現に発言主の心理がそのまま出ている。

そのような話はよく聞く。言った側に100%共通することがある。それは、中国を見下しているということだ。心のどこかで見下している。そして、そんな中国で働いている日本人をも見下していることに他ならない。そんな発言をする日本人の頭の中はだいたいわかる。そういう考え方をする人間というのは、どこにいてもそうだろう。日本で働いていても、自分より社会的に地位の低いもの、弱者に対しては強い態度で出るだろう。

ちなみに、私は上海でそういう見下し的発言を言われたことがないが、言われてみたい気もする。言われてもまったく問題ない。何を見下し批判するのか?私は自分の希望と、事実大発展中の上海での自分の成長というテーマがある。それを他人の消極的な主観でちょっかい出されたとしても、むしろ相手の後ろ向きな姿が浮き彫りになるだけのことだ。

そんな後ろ向きな人にはもっと自分の可能性を信じろと言いたい。何を、どこを見ている?上海で何がしたいのか?そんな人たちは、きっとそれがはっきりしていないんじゃないだろうか。前向きな意味で上海生活を謳歌している人もたくさんいる。上海で生活している人たち!自信を持って言おうか。私も謳歌組だと!上海、やっぱいいね。


上海でのひとコマ。
「先下后上」のキャッチフレーズが見える。電車に乗るさい、降りる人が先で乗る人は後という意味だ。ビジネス街が集中する駅などでは少しずつ定着しているが、まだまだのレベルだ。降車時、たいていの場合は人間の壁とご対面することになる。タックル好きな人には毎日が楽しいだろう。
先下後上
00:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://pongpoko.blog48.fc2.com/tb.php/40-4d308cdd

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。