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2009.04.09 (Thu)

上海の楽しい一夜

先日、プロのカメラマンと日本料理屋「和味」へ飲みに行ってきた。カメラマンと言っても女性なのだが、その人は上海で活動していて、厳しい下積み時代を経て今を元気に生きているという話を聞かせてもらった。どこの世界でも、安定するまではそこへ行くまでに様々な障害が待ち受けている。それはカメラマンの世界でももちろんあるようで、特に師弟関係の不条理なほどの厳しさを話してくれたのが印象的だった。

それで、そこのお店には始めて行ったのだけど、なかなか雰囲気がよかった。内装が豪華とかそういうことじゃないが、色使いが比較的上手なのだろう。全体的に明るめだが落ち着く内装に仕上がっていたのが好感が持てた。カウンター席も上海にありがちな、とりあえずあるけど物置き場と化していたり、座るには億劫過ぎるというこもなく、これならいいんじゃないかという感じだった。食べ飲み放題で118元という安さだったが、寿司や刺身もなかなか美味しく、シャリも小さめに握られていたのが嬉しい。

ただ、周囲が工事中だったこともあり、20分くらい遅刻してしまった。本当は約束の時間にはすぐ近くまで着いていたのだが迷ってしまい到着できずにいた。まず、タクシーで現地到着後に運転手からズレた方向を指差され、「向かいだよ」という言葉を信じてしまったのがいけなかった。私もその近辺は初めてだったので地理感覚が掴めていなかった。

ということで、運転手に言われたあたりを探してもお店は見つからない。とりあえずカメラマンの人に連絡してから、お店に電話して場所をもっと詳しく聞いてみた。それでもどうもよくわからないので、お店の人は迎えにいくから銀行の前で待っててくれと言う。「すぐに行きます」と言うので、とりあえず中国人の「すぐ」はいつになるかまったく信用できないので、「すぐって何分?」と聞くと「3分」と。

日本だったらわざわざそこまで聞かないが、上海では嫌な目に会いたくなかったら毎回そんなところまで聞く必要があるかもしれない。さっきのような場合の日本人の「すぐ」は5分とかだと思うし、もし10分以上とか時間がかかりそうな場合は、相手のほうから「15分くらいかかってしまうと思いますがよしいですか?」などと言うのは常識レベルだ。だが、中国人の場合はそれが無いことがわかっているので、例え5分で来たとしても待ってるほうとしては心配なわけだ。

そして、店員は10分経っても来なかった・・・。本当にそのまま待っててもいつくるかわからないので、自力で探すことに決定。道を聞いた中国人から完全に反対方向を教えられてもめげずになんとかお店までたどり着いた。しかし、住所と店名まで言ってたのに「知ってるよ。それならあっちだよ」とはどういう勘違いなのか知らないが、だいぶ迷惑した。ここまで迷ったのは上海に来てから初めてだ。

日本料理屋で話し込んだ後、近くのワインバーへ案内してもらった。ほとんどが欧米系の客で、アジア系もすこしいたが数えるくらいだった。ワインバーというとなにか少し高級なイメージを私はもっていたが、意外とリーズナブルな価格設定で、下手したら日本料理屋で飲むよりも安いだろう。しかも飲んだ赤ワインは98元だったが、なかなかいけた。オシャレでお手ごろな飲みどころとして今後も使わせてもらおう。

その後、カメラマンの方と別れてから、友達から連絡が来た。まとですぐにかけなおすと言われたので、タクシーに乗らずに外で待っていることにした。しかし、一向に電話が来ない。30分ほどしてこちらからかけるが応答なし。飲みのお誘いだとしたらせっかくなので、引き続き待つことにしてみた。

ふと、横を見たらローソンの前で露天店があった。露天店といっても、屋根もないし、ガスタンクと調理器具一式、それに食材を乗っけただけのオンボロリヤカーで商売してる人たちのこと。大抵、リヤカーは年季が入っていて、日本では見たことも無いくらいのボロイ感じだが、きっと日々の仕事のためにメンテだけはしてあるのだろう。見た目はボロイがかなり使えるのが彼らのリヤカーだ。

結局、電話をかけて来た当人からは連絡が来ず、露天の青年と2時間も話してしまった。彼は安徽省出身で、結婚をして2人の子供がいる。昼間も働いているのだろうが、露天の利益を合わせてもせいぜい4千元くらいだろう。それで子供2人はけっこう大変だろうと思った。私はワインバーでテイクアウトした残りを飲み、彼には青島ビールを買ってあげて2人で飲みながら話した。

上海というのは夜中の2時でもそういう露天がところどころにあり、客もけっこういる。だから2人で露天の横に座り話しているといでも、ぽつりぽつりと客が来る。その度に彼は注文を受け、手早くチャーハンなどを作って6元で売っていた。若い女の子でも、そういう衛生的とは決していえない露天の食べ物を買っていく。手軽なわけだ。同じ露天でも日本ではまずありえないことだろう。

そうこうしているうちに、仕事中のローソンの店員も加わって3人で語り始めた。本当におもしろい。露天の青年、私、ローソン店員の3人が夜中の2時に語り合う。上海はこんな楽しさも私に与えてくれた。ありがとうが尽きない上海生活。ひとつの楽しい夜だった。


ある日通った地下鉄。なかなか味のある空間だと思った。
地下鉄通路
21:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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