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2009.03.26 (Thu)

世界は家族 上海も?

中国へ来るまで世界は兄弟だとか家族だとか、そうゆう風に考えていた。「考えていた」と、過去形なのは、全面的な信用はしないほうがいいと勉強になったからだ。だが、それでも世界はつながっていると考えることは大切であり、相手を信用しようとする気持ちも重要なことに変わりは無く、信じる気持ちは自分のパワーにもなる。それは宗教とかなにも怪しげなものの影響ではなく、色々と自分なりに勉強していったなかで、得られた素晴らしい結果のひとつだった。

しかし、中国へ来てからそれは揺らいだ。なぜなら信用の文字を感じることができないからだ。信用とは表面上だけで作れるものではない。私だって自らミスから周囲の信用を低くしてしまうときもあったが、それは故意ではないし、理解ある人は許してくれた。でも、この中国で経験したことはそういうこととは異質のものだった。

それらのことは、中国でビジネスをやっている人の多くが経験していることだろう。だが、それは日本人の人間観に大いによくない影響を与えるものであり、中国好きな私のような人間でさえも中国人へのイメージダウンは避けられなかった。今まで、千人ほどのビジネスマンと会ったが、中国好き・嫌いに関わらず、そのような話になるとほとんど誰もが同じ感想を抱いていることに、「やはり」と思わざるを得なかった。

ただ、いつもこんな話題で話しているわけではなく、むしろそういうことについて議論することは少ない。もしあったとしても、必ずよい方向へ持っていけるような会話の流れにするので、中国人に対しての文句合戦のような会話にはならないし、そんな会話はしたくない。他人の中国嫌いトークに巻き込まれたときは気分のいいものではないが、その人が自分の住んでいるはずの場所のことを、どう見ているのかを観察するぶんにはおもしろい。

誰しも不平不満を言うのは簡単だ。でも、現状に文句を言うだけで何の打開策も考えもせず実行もしないのはどうだろう。それがなければ本当に不平不満だけになってしまう。悪い点を指摘し、だからこういうふうにしようとか、もしくは自分ではどうしようもない範囲のことなら、環境を自ら変えるという選択も勇気ある行動だ。そういうことをせず、中国での自分の身辺の苦情ばかり言う人が少なくない。人間だから少しくらいの文句も出るのは当然だが、自らが行動しないのなら現状は何も変わらないのも当然だ。

冒頭に書いた世界は家族・兄弟のことだけど、こうゆう話にすぐ宗教だとかオカルトだとかを持ち出してちょっかい出したがる人も世の中にはいる。たぶん、そういう人というのは、心から世界はつながっているんだと感じたことがないだろうし、感じることができないから、安易にそういう発想が生まれてきてしまうのだろう。

そういう世界との一体感というかつながりを感じるためには、自分の心の充足や幸せが欠かせない。それらはなにも、世間的に成功しなければいけないだとか、経済的に満たされていなければ難しいということではない。むしろ一番の悲劇は、そのような目先だけのことに囚われ続け、その一生を、幸せを感じることなく終わることだろう。

それで、私が中国に来てからというもの、人間不信に陥りかねない出来事を何回も聞いたり経験したりした。つまり目の前のことしか見えていない策士が多いということだ。しかしこれはこれでいい経験になっているし、策士たちのおかげで鍛えられたので感謝したい。しかしながら、彼らはさすがに目先だけしか見えていないだけあって、私の最終防衛ラインは見抜けなかったらしい。私も学習能力があるから、中国仕様の防備をしているのだ。

他の国へ行っても、ひどいところもあるかとは思うが、こと信用についてはビザ発給の厳しさを見てもわかるとおり、世界からの信用がゼロに等しい。対中国ビジネスは中国の国際機構への加盟が果たされたのち、飛躍的に増加したが、中国国民レベルでの信用という文字についての信用度は極めて低い。

もともとそういう国民なのだ、と言ってあざ笑う輩もいるが、私は中国は経済レベルとともに必ず国民の意識レベルも上がると信じている。経済的に豊かなことだけが、人生ではないが、上海などの沿岸部を除けば(しかも上海でも一部)、まだまだ多くの中国国民は貧しすぎる。現在は先にお金持ちが誕生し、それに全体が染まっていくような形で富裕化は進んでいっているが、中国全土が戦後の日本が成し遂げたような国民総中流まで行くには、あと50年かかるとも言われているが、果たしてどうだろう。
12:08  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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