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2009.12.13 (Sun)

上海タクシードライバー

この前、所用で南汇地区という上海の南のほうにあるエリアに行った。その時の移動のためにタクシーを使ったのだけど、予想外に小旅行となってしまった。タクシーに乗っていた時間は合計2時間くらいで、まあこれは騙されて思いっきり遠回りされたとかではなく、仕事上の不可抗力で2時間も使うハメになってしまったのだ。

タクシーに2時間乗ると、300元近くかかる。それでも日本円にして4,800円くらいだから、上海の物価水準を体で知らない日本人からしてみれば安い。日本だったら2万円(約1,250元)くらいかかるのだろうか。しかし、こちらの物価水準を知っていれば、安いとは感じないはずだ。

と、こんなことを書くと、上海に来たことのない人は、上海では何もかもが安くて簡単に何でも手に入ると思ってしまうかもしれない。安いものも多いが、実際には日本と同じくらいかそれ以上の値段のものもあるし、バリエーションが少ないとかの問題はあるけど、日本で買えるもののほとんどは上海でも買える。日本人は金持ちのイメージがいまだにあるようだけど、上海には日本人より金を持っている人なんかそこらじゅうにいる。

別の日の写真。万博を控え、タクシー内には日本語表示まである。上海タクシーの日本語掲示それで、タクシーの話だけど、2時間も乗っていたし年齢も近かったこともあり、色々と話がはずんだ。彼は上海人で、俗に言うイケメンタイプだ。タクシーに乗り込んでタバコを吸おうとゴソゴソやっていると、彼は私にパーラメントをくれた。2時間の小旅行はパーラメントではじまった。

彼は以前、上海のトップクラスの大学である旦大学に通う日本人の彼女がいたので、日本語は喋ることができないが日本文化はある程度理解しているようだった。すでにその彼女とは別れたそうで、今は結婚しているとのこと。それじゃあ、真面目にタクシードライバーして家族を養っているのかなと思いきや、少し違っていた。

彼は友達に電話すると、今晩の予定について話していた。「とりあえずクラブへ行ってから3時にホテルへ行こうか」と彼が喋っているものだから、奥さんと一緒に遊ぶものだと思って聞いてみると、違う女性と遊ぶらしい。しかも男2人と女性2人だ。これは…。このノリからして、男女4人でホテルへ行くとなるとやることは一つなわけで、なんで奥さんがいるのに、そうなるのか聞いてみた。

彼が言うには、やはり自由でいたいということだった。「食べ物だってそうだろ?君たち日本料理の寿司は俺も好き。でも、寿司だって毎日食べてたんじゃ飽きちゃうよ。それと女性は同じことだと思うんだ。」と、持論を説いていた。なるほど、わからなくもないが、4人でとはちと大胆だ。それに、奥さんはこのことを知らないのかと聞くと、知っているという。そりゃすごい…。

女性はどこで見つけるのかと聞くと、ナンパだそうだ。てっきりクラブ(踊るほうの)でナンパするのかと思いきや、日本人のように路上で声をかけるのだそう。複数の中国人の友達から、普通、中国人はナンパをしないと聞いていたし、上海の路上でナンパしている光景なんか見たことなかったから少し驚いたとともに感心した。でも、最近の中国人にはこういう人が多いのかと聞くと、増えてきたというわけではなく、一部の人だと思うよ、ということを言っていた。

なんでクラブでナンパしないのかと聞いてみた。クラブにいる女性は基本的に遊びなれてるし、金持ちの女が多い。金持ちの女は金持ちの男しか相手にしないし、金持ちの女でなくても、日本人やその他外国人じゃないと相手にしない女性も多いとのこと。私も上海に来てからすぐにわかったことだけど、クラブにいる女性は容姿の面でレベルが高い。どこの国でもこれは同じか。

でも、奥さんにもばれてるのに、なんで奥さんは何か言わないのと聞いたら、「何も言わないよ。仕方ないと諦めているみたいだよ。でも、悪いと思ってるんだ。」奥さんに悪いということだなと思ったらこれが違う。彼は「俺は奥さん以外の女とHをしたら、いつも後悔してるよ。」と言う。後悔するならしなければいいことだが、こういうことも、男の性に含まれることなのだろう。

彼は、「後悔しながら思うんだ。中国よ、中国人よ、申し訳ない。」…。なんだそりゃ。私は笑いながら聞いていた。よくわからないが、彼は中国全体に対して、中国人としての誇りを高く持っていたいが、個人的にそんなことをしているものだから、後ろめたく、中国人としてみんなに申し訳ない気持ちになるらしい。どうやら、欲望と愛国心の矛盾からくる葛藤のようだ。

それで、そんな話も含めて2時間くらい話していたものだから、けっこう仲良くなった。タクシーを降りるときは少し名残惜しい感じもしたが、「再見」と言つつ別れた。上海でタクシーに乗ったとき、色々とストーリーができあがる。日本ではできない気軽なコミュニケーションは楽しく、そして中国語の勉強にも大いに役立っている。
13:50  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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